中古マンションの返済方法
中古マンションの住宅ローンの返済方法について
住宅ローンの史上まれにみる低金利と、住宅ローン控除を併用することで、実質金利負担は限りなく0に近くなるなど、個人のマイホーム購入には有利な環境が続いています。
床面積50平米以上など、一定の要件を満たした住宅を、返済期間10年以上のローンで購入するなど、一定の要件を満たした場合には、購入した年度によって制度に多少の差がありますが、取得から10年程度、年末残高の最大で1%が所得税と住民税から減免されます。
リノベーションなど、中古住宅の付加価値アップの選択肢が増えたことで、中古マンションへの注目も高くなっていますが、中古マンションを購入する場合、築年数25年以内が住宅ローン控除の条件です。
一般的な木造住宅などの場合は20年以内が条件ですが、鉄骨の堅固な構造を持つマンションの場合は、経過年数の要件が25年に緩和されています。
ローンの返済方法は、元利均等と元金均等がありますが、元利均等のメリットは、購入当初から返済額が一定なので、生活設計がしやすいこと、一方元金均等の場合は、元金の減り方が早いのが魅力ですが、利息の額が大きい購入当初は返済額が大きくなるのがデメリットです。
また、返済方法に加えて、返済期間を何年にするかですが、途中で繰上返済をすることは自由ですが、当初の契約で10年を超えていないと住宅ローン控除ができなくなるので、期間は長めにしておくと有効です。
投資を始めるならまずは「中古マンション」から!
不動産投資をするならば、中古マンションがお勧めです。価格の安さが大きな理由ですが、家賃利回りが高いのがポイントとなります。
あまりに築年数の古いマンションは補修工事にお金がかかりますが、大規模修繕が終わったばかりの物件であれば当面は大きな補修費用もかかりません。
また新築よりも好条件となる立地を選びやすいのも魅力です。賃貸需要の多いエリアで探せるので、空室リスクも回避できます。
さらに中古マンションの場合には、新築よりも価格の下落率は低くなります。
つまり途中で売却する場合には、それほど値下がりしないので利益を出しやすくなります。
投資用マンションの売却による利益は、支払ったローンの元本部分と手元に残った家賃から、物件の値下がり分と諸費用などを引いた額となります。
値下がり率が低いほどに、手元に残る利益は増えるというわけです。
また中古であればローンもすぐに払い終えるので、あとは家賃がそのまま収入として残ることになります。