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築40年でも耐震性に問題のないケースの中古マンション
1981年以前に建築された中古マンションの場合、現行の耐震基準に適合していないケースが多く、大きな地震に見舞われた時に崩壊や倒壊してしまう可能性があります。
旧耐震基準で建設された中古マンションは、しっかりと耐震診断を行ったうえで、耐震性を向上させるための改修工事を行うことが重要となります。
築40年の中古マンションの場合であっても、耐震診断の結果、耐震性に問題がないケースもあり、建物の形状が整形であり、柱や梁もしっかりと丈夫に設計されているような場合に、良い結果が出ることが多くなっています。
建築基準法の規制のぎりぎりのラインで設計をしていたような建物では、現行の耐震基準に満たないものも多くなりますが、設計上のスペックを上げて建設されてたものの場合には、大きな地震が来ても耐えることができることもあります。
ただし、詳細については、しっかりと専門家による耐震診断を受けなけばわからないことも多いので、耐震診断だけでも受けておくことが安心です。
管理の良し悪しが大切
中古マンションを長持ちさせて快適な生活を送るためには管理状態の良し悪しが大切になってきます。
管理会社に業務委託しているのか自主管理なのかを確認します。
大抵は契約を結んでいますが、小規模のものや古い中古マンションの場合は自主的なものもあります。
築年数が古ければ建築後10~15の間に大規模修繕工事が実施されたかどうかの確認が必要です。
10年以上経過するとマンションの外壁にヒビが入ったり、塗装やタイルが剥がれ始めたりと問題が浮上してきます。
そのため、築15年以上経て実施されていなければ問題がある可能性があります。
委託しているのであれば、その会社の良し悪しも関わってきます。
業務を見極めるために他の中古マンションを確認することで判断することが出来ます。
外からでも見ることで仕事振りを判断する材料になります。
築年数がたった建物を長持ちさせるためには、きちんとした手入れが行き届いているかが大切になります。